長野県松本市にあるかんのう整骨院に勤務する姿勢&骨盤スタイリストの木村慎吾です。
今日はちょっと小難しい話になります。
出典:京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻青山研究室
http://www.humanalysis-square.com/
出産直後と1ヶ月後の骨盤の変化をX線撮影し、その結果をimage Registration技術で定量比較したもの。
《概要》
妊娠中には36週で恥骨部痛はピークに達しますが、出産後に痛みが残る群と残らない群で比較したところ、痛みの残る群は恥骨結合の縦方向のずれが大きく、出産後に急激に矯正される傾向にあります。
また恥骨結合の間の幅は出産直後で7.9mmまで広がり、1ヶ月後には6.5mmに恥骨結合の縦方向のズレは4.1mmから3.1mmまで矯正されます。わずかな変化のようですが、それが骨盤周囲の痛みにつながる可能性があり、妊娠中、出産後の骨盤メンテナンスの必要性を示唆する結果です。
一部抜粋
上記研究では、恥骨結合のズレと恥骨痛のみにフォーカスしたものですが、ミリ単位で痛みの有無に関係しています。
産後の恥骨痛は動き始めに少し痛みを感じる方から、歩くのもままならない方もいます。
痛みが中々良くならない方は、是非ご相談くださいね!
CONCLUDED!
0コメント