長野県松本市にある骨盤矯正と産後骨盤矯正を得意とする、かんのう整骨院の姿勢&骨盤スタイリストの木村慎吾です。
先日、腹圧性尿失禁の記事を載せましたが、今日は別の原因による失禁について書きます。
以前の記事↓
まず、排尿の仕組みについて。
膀胱内に約200ml以上の尿が溜まると、内尿道括約筋(ないにょうどうかつやくきん)がリラックスして緩みます。
すると、「おしっこをしたいなぁ」と感じます。約400〜500mlに達すると「あー、もうおしっこガマンできない!」って感じるのです。
次に、外尿道括約筋(がいにょうどうかつわつきん)が緩むことで、排尿に至ります。
ちなみに、意識的に排尿を我慢して、外尿道括約筋に力を入れ続けることで尿意が消失し、排尿を延期することができます。
膀胱はなんと、約2Lもの尿をためることができるんですよー!
時には、たった150〜200mlで強烈に痛みを伴った尿意切迫感が出ることがあります。このような時は、膀胱の筋収縮の出現が早すぎ、過剰になっています。
このような状態を
過活動膀胱(かかつどうぼうこう)
不安定膀胱(ふあんていぼうこう)
といいます。
また、
- 尿道括約筋の収縮に問題がなく、排尿を我慢できるものの、尿意切迫感が生じて頻繁にトイレに行かなければいけない
- 尿道括約筋の収縮に問題があり、その結果完全に排尿が我慢できない切迫性尿失禁
- 尿道括約筋の収縮が全く起こらない完全尿失禁
上記は高齢者によく起こるものですが、若い人にもみられます。
これらの場合もエクササイズで改善できる可能性があります。
ここでは割愛させて頂きますが、このエクササイズをしても改善しなければ、医療機関での精密検査や医学的な治療が必要となります。
CONCLUDED!
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